若返りが進む監督

野球

日本のプロ野球の監督になるには、二軍監督としてファームにいる若手を指導したり、コーチとして選手を指導することで帝王学を学ぶパターンから、選手と兼任して務めるパターン、知名度を活かして人気につなげたいパターンなど色々あります。

そして、ここ最近は若い人が就任する傾向にあります。例えば、2016年シーズンからセリーグは全球団40代の監督になります。

神の金本氏、巨人の高橋氏、横浜のラミレス氏といったつい数年前までプロ野球の選手として活躍していた人から、高橋氏や中日の谷繁氏のように今年限りで引退した人もいます。とはいえ、若いことの利点より欠点の方が多いのも事実です。

若いことで選手との距離感が近く、指導しやすいという面がありますが、反対に、指導者としての経験が少なく、また選手として当たり前に出来ていたことを若手に求めることで、離反を招くこともあります。失敗も成功も次につなげられるのが若いことの最大の利点ですから、積極的に頑張ってほしいです。