海外野球の最高峰メジャーリーグの歴史

野球

海外のプロ野球リーグの最高峰とされるメジャーリーグ。現在はナショナルリーグとアメリカンリーグの2つのリーグで構成されており、各選手の能力や年俸もさることながら、その歴史も非常に長いものを持っています。

記録によると、アメリカ北部では1830年頃から野球のようなスポーツが行われており、1846年には現在の野球のルールに近い形で試合が行われていたとされています。

その後、1860年代の南北戦争によって南部にも野球が普及したことで全米で人気を獲得し、1869年にはプロ選手のみで構成されたチームが登場。

後を追うように他の都市でもプロチームが発足し、1871年には最初のプロ野球リーグであるナショナル・アソシエーションが創設されます。このリーグは1875年に破綻して消滅してしまいますが、その失敗を踏まえて翌年にナショナルリーグが発足し、最初のメジャーリーグとなります。

1882年~1891年までにいくつかのリーグが誕生しては消え、一旦は1リーグ制にもどりますが、1900年にマイナーリーグのウエスタンリーグがアメリカンリーグへと改称し、翌年に自らをメジャーリーグと宣言。1903年にナショナルリーグがこれを容認したことで、現在の形でメジャーリーグが始まりました。